豪雪に見舞われる越後。それは野球部の関川球場も例外では無い。信者の雪かきの成果があり、雪の中にぽっかりと浮かぶように存在する球場の周辺には、いくつかの信者が住むための長屋や屋敷も目にFrederique Pico Laserき、ちらほらと多少の店も確認出来る。肩を組み意気揚々と歩く隼人と金兵衛は、「小さな村のようじゃのぅ。」と、感嘆の声をあげる木影職人を連れ、球場へと向かった。球場に入るとすぐに、両手一杯荷物を持ち、忙しそうに走っている男に出くわした。野球部の幹部、木下藤吉郎である。「よぉ!藤吉郎!精が出るな!」隼人の明るい大声が響く。そんな隼人を見て、眼をひんむく藤吉郎は、「あぁー!殿!!今までどちらに行っておられたのですか!これでは、本日中に終わりませんぞ!急いで手伝って下され!!」雑務に追われているようだった。「ただでさえ、ここのところ信者が増えていて、その組分け等、大変なのに、殿は直ぐに、どこかにいなくなって!本日こそは、しっかりやって頂きますぞ!」自由人な隼人と付き合う内に徐々に口煩くなっていった藤吉郎は、これ以上隼人を怠けさせまいという覚悟を全身から放って隼人に迫る。